【15.03.01】あれから1年(21)
豊伸産業㈱ 営業課長 豊蔵 正人 会員
創業者の事業に臨む姿勢が刺激に
弊社は、総合建設業の豊蔵組のグループ企業で、セメントを中心とする建設資材の卸を手掛けている。二〇一二年に豊蔵組から異動し、現在は営業部の課長を務めている。岩木代表理事から弊社社長にお誘いがあり、甥である自分が昨年、石川同友会に入会することになった。
同友会では、異業種の、しかも自分で起業された方の話が刺激になる。自分はいわば事業を承継する側の立場で、自ら会社を立ち上げた経験はない。創業社長の皆さんの失敗を恐れず、チャレンジングに事業に臨む姿勢は、何事にもリスクや失敗の懸念を頭の隅に置いてしまいがちな自分とは大きく異なり、意識のギャップに驚かされる。
グループ討論のオープンな雰囲気にも引き込まれた。会員からさまざまな経験談、失敗談が数多く吐露され、その対処法や解決法について多様な助言が得られる。「誰か助けてや~」と声を出せば、「しゃあない、教えてやっかいや」とフランクに言ってもらえる感じは、自分にとって大変心強い。
今のところ委員会には属していないが、経営指針成文化講座はいずれ受講してみたい。社訓等は自社にもあるのだが、自分の頭脳で考えてみたいと思っている。