企業訪問

【18.02.01】クローズアップ会員企業紹介(6)

同友会は経営者としての確認の場

 \; 株式会社 クリエイターズ
藤島 健一 会員

 クリエイターズは、発達障がいや精神疾患、身体障がいを有する利用者を対象としたリハビリ型就労スペース「リハス」を運営しています。
 利用者の就労分野は?デザイン事業?清掃事業?飲食事業?農業事業の4つ。?デザイン事業では、自社商品となる木製(能登ヒバを使用)のハガキ、しおり、シールなどの企画・デザイン・制作・販売を手がけています。一昨年、俳優の中尾彬さんから掲載する絵画の提供を受けるなどし、地元紙の記事にもなりました。?清掃事業はビル、マンションの共用スペースの清掃やハウスクリーニングを実施。?飲食事業では、同社が店舗運営を行うごはん処やよい軒金沢駅西店でバックヤード業務の就労機会を設けています。
 ?農業事業は、2016年4月にスタートさせました。藤島会員が2014年の同社の設立以来、構想を温めていた農福連携事業で、河北潟干拓地にある「ハーブ農園ペザン」の協力を得て、共同事業「リハスファーム」を立ち上げました。ハーブ栽培は機械導入による省力化が難しい上に、同農園では農
薬や化学肥料を使わない自然栽培に取り組むため、作業には多くの人手を必要とします。一方、癒し効果があるハーブの香りに包まれながら、土を触り、汗をかく作業は、リハビリテーションにはうってつけ。近年の人手不足の中で、障がい者のフレキシブルな就労は農園側にとってもメリットは小さくなく、藤島会員らクリエイターズの取り組みは、石川県内における農福連携の先進事例となっています。
 クリエイターズの代表取締役社長は石川同友会の元会員でもある金沢QOL支援センター?代表取締役の岩下琢也さん。藤島会員が実質的な舵取り役を務めるクリエイターズは同社の子会社にあたり、藤島会員は岩下さんに代わって昨年4月に入会しました。
 藤島会員はもともと金沢市内の精神科病院に作業療法士として勤務し、患者の社会復帰にも関わっていました。日本の精神科医療は長期入院患者の多さがかねてから指摘され、「病院から地域へ」が課題となっていますが、藤島会員は病院職員の立場では受け皿づくりまで手を伸ばせない限界を感じ、退職。その後、クリエイターズ設立に参画し、障がい者の就労支援に全力を傾けつつ、起業したばかりの会社を軌道に乗せることに取締役として苦心してきました。石川同友会に入会してからの8 カ月を、「熱くて、学びになることがいっぱいある。新しい気づきも多い」と藤島会員は振り返り、「特に社員の働く環境づくり、仕組みづくりに意を注ぐ経営者が会員に少なくなく、自分がやってきたこと、取り組んでいることに間違いがないかどうか、同友会は確認できる場所です」と笑顔を見
せます。

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