企業訪問

【18.02.01】経営指針チャレンジ(10)

自分の人生を大切に生きるための会社でありたい

 \; 株式会社ファロン
代表取締役 太田 有彦 会員
2013年度経営指針成文化講座受講

 ブティックとカフェバーを経営している太田有彦会員の家業は、明治から続く呉服屋でした。売上
全国5位の規模でしたが昭和44年、太田会員が4歳の時に倒産。その後両親は婦人服の販売をはじめました。大人になった太田会員は東京で証券マンとして何十億という金額を扱う日々を過ごします。しかし両親が年老いて小さく見え金沢へ帰る決意をしました。
 証券取引のノウハウなんて全く関係のない服飾関係の仕事、時代は大店法改正で大型店舗と商店街が戦う構図。そんな中、商店街活動やまちづくりを通じて個人商店のプライドや使命に気づきます。商売人はそのまちの歴史と文化の一旦を担っているという自負をもち、まちの安全も守っている。証券会社に勤めていた時には見えなかったものを目の当たりにして面白みを感じました。
 太田会員は経営指針成文化講座を2期と7期の2回受講しています。初回は理念の重要性を感じて、2回目は方向性を見つめ直すために受講しました。6名の社員には理念を凝縮した「笑顔」を重点において伝えています。いかにしてお客様を笑顔にするか、お客様自身も気づいていない魅力を引き出し、笑顔にすることが重要です。街を歩く人々が素敵だったら、その街のパフォーマンスは上がります。そして、2017年8月にオープンしたCafe&Bar Funではお客様同士の笑顔を繋げています。
 自分自身も含め、もっと人生を楽しんでほしい。自分の人生を大切に生きるための会社でありた
い。それが笑顔となり、お客様の笑顔を導いていく。Let`s mingle!(混ざりあおう!)人と笑顔がつながって混ざりあう、世界がひとつになる。そんな思い(理念)を常々社員に伝え共有しています。

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