【18.12.01】経営指針チャレンジ（２０）

株式会社西山装飾
代表取締役社長　西山 誉志一 会員

　昭和47年6月に造花・装飾業として西山会員の父が創業し、昭和54年8月に法人化、平成元年からは商業店舗建築業として飲食店や物販店の設計・施工を受注するようになりました。そして、平成30年9月19日に西山会員は2代目の社長となりました。北陸三県と名古屋、東京で営業をしています。
　約10年前、同友会に入会。会社の方針は売上目標を決めて到達する、数字ばかりを追いかけていました。しかし、同友会で学ぶうちに自分たちの存在意義や価値をブレないものにするためには数字だけではなく理念経営をして、何を目指すかを明確にしたいと思い指針講座を受講しました。
　理念は指針講座で完成して終わりではありません。理念は正しいけれど朝礼で唱和するとき、もっとシンプルに短くできるように改めて考えたいと思っています。経営指針は理念、方針、計画と構成されていますが、店舗部とディスプレイ部の２つの部署のトップと一緒に理念に基づいた経営方針と計画をつくっています。
　指針講座での理念は自分一人で作成しました。出来上がったものを先代の社長や古参社員の方々に見てもらい、そこからは毎年一緒に経営方針、経営計画を考えています。毎年指針書を作成し、パートさんに至るまで渡しています。それは理念を共有することで西山装飾の方向性を全員で合わせるためです。
　お客様の事業繁栄と、そこに集う来場者の皆様に「よろこび」や「ときめき」をお届けすることを使命としてきました。私たちは時代を彩るクリエイティブ力と、ディスプレイ部、店舗部の総合力による「空間創造事業」でにぎわいをもたらします。常にお客様のベストパートナーであるために西山装飾はお客様の問題解決に繋がる新たな価値を創造し、「空間」の魅力を最大限に高めるチャレンジを続けていきます。