【18.12.07】南加賀支部12月例会
地域と学ぶ教育再生プログラムを推進
講師 真田 茂 氏 公立小松大学 地域連携推進センター長
保健医療学部臨床工学科科長・教授
公立小松大学は三学部総勢240名のこじんまりした総合大学です。地域ファーストで地域連携こそが大事だと考えています。その内容は、小中高大との教育連携と産学官での研究開発連携です。
自分が暮らしている地域に若者たちが就学、就業するためには地域の産業、文化、特長を良く知り、そこに愛着と誇りを持つことが重要です。そこで子供の頃から地元に人が定着する人づくり・人育てとして、小中高生と大学生が共に地域の産業等との連携事業に参画しながら地域と学ぶ教育再生プログラムを推進しています。具体的には夏休みに高校生が大学生と一緒に課題を研究したり、小中学生の自由研究を一緒に取り組んだりします。
産学官共同研究では、人工衛星「こまつ」打ち上げ、癒し系コミュニケーションロボット開発、こまつ駅前保健室の常設など、連携事業が進んでいます。地域の課題がひいては世界の課題を解決することになります。企業からの積極的な提案を受け入れ、連携し一緒に進めていきたいです。(寄稿:舛田金隆 副支部長)