【19.08.20】金沢中央支部8月例会
環境経営は実践と継続が大切
■中元 伸夫 会員 (株)中元建築設計事務所 代表取締役
8月20日、しいのき迎賓館を会場とし「環境経営」それは意識改革!をテーマに(株)中元建築設計事務所 代表取締役の中元伸夫会員による報告が行われました。
同社は昭和37年創業、従業員7名にて建築設計や補償コンサルタント業務を行っています。中元会員は平成14年に代表に就任、翌年には当時では珍しく太陽光発電や雨水利用システムなどを取り入れ、環境に配慮した新社屋を建設しました。
中元会員は環境経営委員会に所属、大気汚染やエネルギー資源の枯渇が問題視されるなか、自社の経営においての環境投資を提言しています。
「知識とし知っていても関心が湧かない」「関心はあるけどよく分からない」そういった方々のために、エネルギーシフトで人間が人間らしく生きて行ける持続可能な社会を展望した中小企業家エネルギー宣言や、同友会の人間尊重の経営はSDGsの理念に一致することから、環境経営のあり方を同友会理念との関連性から発信しています。
報告の中で中元会員は南米のアンデス地方に伝わる「ハチドリのひとしずく」の話を紹介。ハチドリは水を一滴ずつ運ぶ、しかしそれを無力とは考えず、とにかく行動すること、その行動は決して無駄ではない、グリーンガーデンやフェアトレードなどの自社の事例を中元設計のひとしずくとして紹介しながら、実践と継続の大切さを報告しました。