【19.09.07】第10期 「経営者と社員の共育塾」経営幹部コース(第1回)
経営理念の重要性と幹部の役割を共に学ぶ
●報告者/今西 信喜 氏 (株)河内物産 製造部長
●報告者/高見 東次郎氏 大協運送(株) 部長
9月7日(土)第10期「経営者と社員の共育塾」経営幹部コースの第1回カリキュラムが行われ、今年度も経営者と経営幹部が共に参加し、共に学びあうセミナーとなりました。今回のテーマは「経営理念の重要性と経営幹部の役割」とし、受講者により理解を深めてもらうために、前期に受講した経営幹部に報告を依頼しました。
前半は参加企業の経営者と幹部が分かれ、(株)河内物産製造部長の今西信喜氏が「経営幹部として変わったこと」というテーマで報告しました。「理想の幹部像」をブレインストーミングという手法を用いて、そこに行き着くまでの課題を明確にしました。後半は大協運送(株)部長の高見東次郎氏が「経営理念の共有と重要性」について報告し、その後、理念を共有するためにはどうあるべきか、グループ討論を行いました。
それぞれの自社における理想と現実、理想に近づけるための課題が明確になったところで、「社長とワーク」という各社の幹部と経営者が同じテーブルにつき、具体的に何をするのか、期日を設け次回までの宿題として明確にしました。
初めは緊張で硬かった受講生も、同じ立場の経営幹部と触れ合うことで、時には同じ悩みを理解し合い、時には違う考え方に気付き合える存在となり、終了した時には晴れ晴れとした顔つきが印象的でした。幹部が学ぶことによって更に経営者自身に磨きをかける本当の意味での共育ちに大事な一歩を踏み込めたと実感しました。