【20.07.16】能登支部7月例会
地元旅館のコロナ禍の取り組みを報告
「危機対応の温故知新」
〜新型コロナウイルスと過去の危機〜
報告者 町居 浩徳 氏 (株)加賀屋 営業部長
報告者 瀬戸 三代 氏 (株)和倉第一観光ホテル ホテルのと楽 経営企画社長室長
能登支部では、新型コロナ対策の緩和処置を受けて2月以来のリアル開催となり、21名が参加して7月例会を開催しました。
最初に司会の茶谷会員が、例会開催における新型コロナに対応するガイドラインを説明し、理解と協力をお願いしてスタートしました。
今回は、新型コロナの影響が大きい和倉温泉で会員企業の旅館に勤務している(株)加賀屋の町居氏と(株)ホテルのと楽の瀬戸氏が報告しました。
両旅館とも3月4月はキャンセルが相次ぎ、5月6月はやむなく休業する事態となり、7月より営業を再開し石川県の『県民限定宿泊割』の効果もあり順調に予約も回復しているとの状況を報告しました。
瀬戸氏は「コロナ禍では“地域内循環型”の経済を進めなければならない」と強調し、これがSDGs繋がると話しました。
町居氏は13年前の能登半島地震を乗り越えた経験と今回のコロナ禍においての加賀屋グループの取り組みは雇用を守りながら『うつらない・うつさない・うつさせない』を念頭にコロナ対策を行い、さらなるサービス向上を図ってることを紹介し、『地元に育てられた“加賀屋”』であることを再認識したと報告を結びました。