【10.07.25】企業訪問「すいっちON今やるしかない!」アリス国際学園
地域の子育てニーズに応える自信
来年四月、石川郡野々市町つばきの郷に「アリス保育園」がオープンする。学校法人アリス国際学園(竹澤敦子会員)グループが経営する二番目の保育園である。「つばきの郷」とは、野々市町の二日市町と三日市町を含んだ地域名であり、御園小学校や野々市小学校が近くにあり、JR野々市駅から徒歩七分くらいの立地となる。そこに敷地面積二千平方メートル、延床面積約千七十九平方メートルの鉄筋コンクリート造り二階建ての保育園が誕生する。保育園の前には児童公園・児童館・芝生広場・町営住宅・送迎に利用できる共用駐車場などが新設される予定である。周辺には、医療機関・大型ショッピングセンター・家電量販店・新興住宅地などもあり、野々市町の新しい賑わいゾーンとなる地域である。
実は今回の保育園運営法人募集については、三社競合であった。この難関を突破できた勝因は①アリス国際学園グループが経営する泉ガ丘保育園で障害保育の実績があること②専門学校を運営していること③映像を用いてプレゼンテーション(あどべん太制作)をしたのが竹澤会員だけであったことも大変有効であったと振り返る。さらに特別保育事業として、子育て支援センター・放課後児童クラブ・児童館の他に、差別化要因として、「休日保育」の提案がある。これは休日に働きにでる家庭に対する強力な支援であり、画期的な事業となる。今回この保育園開設の事業に応募した理由は、①どんどん成長してゆくスタッフに活躍の場を作るという経営者の責任②地域の子育てのニーズに応える確固たる自信があったからである。
竹澤会員は「地域の福祉力の底上げ!」をキーワードとしている。地域の人々に参加してもらい、障害者・児童・老人が安心して暮らせる社会をつくりたい。そこには、金儲けではなく、地域住民に信頼された「教育と福祉のプロ」の自信に満ちた顔があった。
【取材:須藤信行 広報・情報化委員】