企業訪問

【16.02.01】「同友会の学びを活かして」(9)

社員が主役のHAPPY SMILE

  ㈱絹川商事 代表取締役社長
   絹川 善隆 会員

 野々市市を中心に不動産賃貸・建設業を展開しているroomsでお馴染みの絹川商事。今までもJCなど様々な経験を積んできたが、もう一歩幅を広げるために二〇一二年、同友会に入会。昨年、創業四十五周年を迎え、今期新たな気持ちでのスタートとなった。
 サービスコンセプトは「HAPPY SMILEは、人と暮らしを大切に」をテーマにビジョン二〇二〇を策定。三つの基本方針として①椿のまちでHAPPY SMILEな暮らしづくり【お客様満足】②社員が主役のHAPPY SMILEな会社つくり【企業品質向上】③未来に向かってHAPPY SMILEなまちづくり【地域への貢献】を実施中。
 具体的な施策として、野々市市で約三千戸の賃貸管理では、単に部屋を貸し借りするのではなく、利用者のHAPPYの為に様々な付加価値を提供している。ライフスタイルに合わせたリノベーション。壁紙や家具・照明などをセットしすぐにでも楽しい生活をスタート。地元タウン誌とタッグを組み周辺情報が詰まったライフスタイル誌の発行。地元FM局の番組から発信するHAPPY SMILEな情報など、地域を交えたライフスタイルの提案。オーナー様向け会報誌の発行やオーナーサロンを定期的に運営し悩みや思いをシェアする取り組みなど行っている。更に今年からは野々市市で初となる「いしかわ相続サポートセンター」を開設した。「家族が幸せになる相続」を目指して資産と相続の各専門家と連携して一緒に課題解決に向けて行動している。 この経営指針は毎年改善を重ね、全社員と共有するために全員にポケットマニュアルとして配布している。
 また「社員が主役のHAPPY SMILE」を実践。昨年は企業品質を高めるために「全国企業品質賞」で優良賞を受賞した。更なる高みを目指し現在でも社内に六つの委員会を設け、社員自ら企業品質の向上を目指している。同友会の共同求人では四月入社の新卒を一名採用した。経営者と社員の「よかったね」の共有に心がけ、コミュニケーションを重視している。
 「私たちが住む野々市市のHAPPYな街づくりも含め、私たちは全てのステークスホルダーに人と暮らしのHAPPY SMILEを提供し続けたい」と結んだ。

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