【09.07.23】一般社員共育研修
「報連相」は心の表現
7月23日(木)社員共育研修が開催され、「報連相で仕事が変わり会社が変わる」と題し、飯山治郎会員(ガッツマネジメントパートナー・代表)が講義し、68名が参加した。以下要旨。
報連相は職場の血液の流れであり、単なる手段ではない。基本としては、T・P・Oを考えて悪い情報ほど早く伝える。また事実を整理して結果から伝え、自分なりの意見を持って行う。
報告を行う際は、誰に報告すべきかを考え、簡潔、具体的に自分の判断、意見を持って報告することが大事だ。連絡は、今この必要な情報を知らせるべき人は誰かを考え、なるべく文書で直接、目的を明確にして行う。相談とは、自分で判断に迷うような問題に直面したとき、相手の考え方、意見を聞きアドバイスをもらい、その中から解決策を探ること。その実践には、状況・前提条件を明らかにし充分説明し、自分の意見、考え、解決策を準備することがポイントだ。
報連相の役割は「当たり前のこと、しなければならないことをきちんと実行してこそ一人前で、お客様や上司、同僚、部下などに報連相によって「心を通わせていく」という心遣いが事業活動の出発点。その実践によって「人の心を理解する」=コミュニケーション」と解説した。
途中、わが社の報連相の実態をグループ討論したり、信頼関係がポイントとなるコミュニケーションスキルを身につける演習などを行った。
最後に、「報連相は?心の表現?その実践で職場を元気に!、まずは、職場でコミュニケーションの取り方を実践して報連相に活かしてもらいたい」と結んだ。