【16.01.22】青年部会 1月例会
社員と共に地域に愛される会社に
青年部会の一月例会は、二月の愛知青年同友会合同例会で、石川県代表として報告する久安貴史(㈱ヒサヤス・専務取締役)会員の公開プレ報告として行った。ゲスト十二名と愛知からの三名を含む五十名が参加した。以下要旨。
社会人になったばかりの頃は、自分のことばかりを考えて働いていた。自社に戻ってからは利益のことばかりを追っていた。今になって、地域のために自社のサービスの存在意義をしっかりと理解し、関わる人たちを幸せにする大切さを考えるようになった。
ここに至るには、家業に入ってから経験した労使関係の失敗、リーマンショックによる売上低迷での挫折があった。同友会で学びを深め、経営指針成文化の過程での試行錯誤があった。自社の強みを活かして売上は上がったが、自信過剰で自分を見失うこともあった。紆余曲折を経て、理念を作り直した。今は社員との対話を大切にしている。
社員の提案で隣接する福祉法人との連携が生まれた。社員の積極性が嬉しかった。もっと地域に愛される会社にしたい。子どもに憧れを持ってもらえる企業になれるよう、自社製品を使ったイベントを企画している。社会貢献を志す社員を育て、社員と共に良い会社にしていきたい。