【16.04.15】環境経営委員会 エネルギーシフ見学・学習会ト
実践の足掛かりへ、自治体と関係性強化
四月十五日(金)、エネルギーシフト施設見学会および学習会が行われた。石川同友会の二○一六年度方針の一つに「仕事づくり、地域自立、地域再生の観点でエネルギーシフトを理解しよう」があり、中同協の方針でもエネルギーシフトの学習、実践が掲げられている。環境経営委員会としてこれまで個別の学習など行ってきたが、エネルギーシフトについて更に理解を深め、実践への足がかりを作ること。また会外にも案内し、他企業、自治体などと共にエネルギーシフトを考え、協力し合う関係性づくりを目的にして開催。石川県環境部から五名など延べ六十二名が出席した。
見学会は木質バイオマス発電施設「㈱グリーンエネルギー北陸」を訪問。担当者から説明を受けた後、設備の内容や稼働状況などについて質疑応答があった。
その後、会場を近江町交流プラザに変えて学習会。大友詔雄氏(㈱NERC自然エネルギー研究センター・代表取締役センター長/北海道同友会)に、「自然エネルギーの利活用が生み出す新しい仕事づくり~エネルギーシフトで切り拓く地域再生~」のテーマで講演いただいた。地域資源を活用した「地域内経済循環」の確立について、ドイツや北海道での実際の取り組み事例紹介を交え学んだ。