【16.08.24】金沢城南支部一斉グループ会

絹川・野村グループで企業訪問

　一九三二年創業、倉庫・運送業を行っている八嶋合名会社（代表社員社長　八嶋祐太郎　富山同友会）に企業訪問しました。最初は社員さんに案内され昭和七年建築の米蔵、パルプを保管した倉庫を見学しました。その後、経営理念の大切さについて報告がありました。八嶋会員は「理念」という言葉の響きに酔い、理念があれば自社が変わりそう…という思いから同友会に入会。二年ほど「経営理念を創る会」に通い経営理念を完成させました。社員を集めて発表したものの反応はイマイチ、学ぶことはできたが機能しませんでした。作成するだけで終わりではなく、いかにして実践していくかが重要だと気づきます。実践をめぐって悩んでいる最中、経営品質の手法を導入する決意をします。具体的には顧客台帳の活用、顧客が何を望んでいるかを社員自らが考え記入するものです。試行錯誤を繰り返す中から、「物流の達人を目指しますという言葉が好きです！」とやっと一人の賛同者が出てきました。
経営品質の向上を図り、血の通う労使コミュニケーションを実践する同社に更なる成長を感じました。