【16.10.28】南加賀支部10月例会
一人一人が主人公の会社に
報告者 船? 外茂子 会員
㈲トモコ・メディカル・エージェンシー 代表取締役
事業を拡大するにつれ社員との溝が深まり、一念発起して早稲田大ビジネススクールに入学しました。そこで恩師に出会い、人の重要性を想い知らされました。学んだ事を実践しましたが、社員の心に響きませんでした。その頃は会社に行くのが嫌でした。社員の笑顔が作り笑いのように感じ、「私の会社なのにどうして会社に居たくないの?誰も理解してくれない…」と思っていました。しかし、「私が変わらなければ何も変わらない!苦しい時が生まれ変われるチャンス」と思い、会社を一部譲渡し、社員もほとんど入れ替わって再スタートしました。
以前は社員の声を聞く姿勢がなかったのではないかと思い、ベクトルを共有しなければと社員との接し方も変えました。話し合って苦労も共有しなければと一緒にご飯を作って食べたり、朝礼をしっかりすることにしました。そして日々一緒に目標を立てました。そうすると、「社員皆が仲間だ」と実感するようになり、皆の笑顔が本物になってきました。全員で経営するという会社に変化してきたのです。「命に関わる仕事を心を持って取り組む」という理念のとおり、社員と共に医食を大切にし、一人ひとりが主人公になれる会社にしていきたいです。