【17.02.10】第４回経営者と社員の共育塾

共に育つ社風の醸成を

　第七期「経営者と社員の共育塾」第四回目が二月十日（金）、近江町交流プラザで開催されました。参加した九社、二十七名を前に金谷道憲会員(㈱シィー・プランニング代表取締役社長)と片糸洋介氏（同社営業部広報室長）が「経営者の責任」「自社の経営の主要数値の正確な把握」いうテーマで経営者と社員の互いの立場から報告しました。
　金谷会員は経営指針の実践から学んだ経営者自身の自己変革や経理の公開の重要性について話しました。片糸氏はそれに伴う会社や経営者の変化、その結果として自然に築かれてきた自主的に勉強会を行ったり、アイデイァを提案したりする社風について話しました。金谷会員は共に育つ社風について、「社長も社員も一人格の人間であり社長が偉い訳ではない。苦しみながら育っていくのは人間としての成長の過程、一緒に育っていこうという気持ちを経営者は忘れないようにすることが大切だ」と結びました。
　今回の参加は企業変革支援プログラムステップⅠの記入が事前課題になっていました。個人的には社員とその内容を事前に確認できたこと、グループ討論で他社の社員から優れた取り組みが聞けたこと、討論終了後の企業別懇談で社員から会社を良くするための積極的な意見が聞けたことが大きな成果でした。