【17.02.23】能登支部2月例会
良いところに光を当てる経営
報告者 石田 憲司 会員
石丸工業㈱ 取締役社長
大学卒業後は技術者として研鑽を積まれ、三十二歳の時に地元七尾に戻り父親の会社で経営者の第1歩を踏み出しました。しかし、経営者としての勉強をしておらず、経験も乏しい状態で「何をして良いのか判らず」思い悩み、苦しんでいたときに同友会に誘われて入会しました。すぐに経営指針講座を受講し、支部長も四年間経験し、経営理念に基づいた会社経営と同友会活動を両立して行動していました。ところが、突然体調を崩し気力を失いかけ、ここ数年は同友会活動も自然と足が遠のいた状況でしたが、同友会メンバーからの体調を気遣うメールや励ましの声かけに、自分の財産は“同友会での人との出会いである”と気づきました。昨年四月より、また同友会に積極的に参加するようになり、メンバーと共に学び、良い経営者になることを目標に精進していきたいと思います。
報告では、感謝の言葉を大切に、人の良いところに光りを当てる経営をしていることも紹介され、自分を理解してくれる家族と社員に対する想いを話された時には感謝の気持ちがこみ上げて言葉につまる場面もあり、石田会員の正直で誠実な人柄と熱い想いが伝わる報告でした。