【17.06.21】金沢中央支部6月例会
働き方を見直す
報告者 玉田善明 会員
玉田工業(株) 代表取締役
同友会での学びや気づきを経営に反映し、石川県を代表するニッチトップ企業に自社を育て上げた手腕が声望を集める玉田会員。「金沢イクボス企業同盟」の発起人代表も務め、県内企業のワークライフバランス促進を呼びかける同会員が、雇用環境の整備に注力していくにあたって、あらためて認識を強くした社員と経営者の関係について語りました。
「日本経済が右肩上がりの昭和の時代と違い、現代の経営者はたった一度の失敗や方向性の間違いで会社を潰してしまう厳しい経済環境の中で舵取りをしている。M&Aや自主廃業が多くなっているのは、そういう時代だからだ」「モノと金は経営の手段・資源だが、人は経営の主体。だから、一人でも二人でも社員を雇って、その人の生活を保証する。そこに経営の一番大きな意義がある」「私は人と一緒に仕事をして、その人を幸せにすることで、自分が幸せになると考えている」「社内での働き方を見直さなければ、優秀な社員が他へ逃げていく」
玉田会員ならではの歯切れのいい言葉の数々に、多くの会員が頷く例会報告となりました。