【18.02.15】能登支部2月例会
能登島の魅力を伝えて恩返しを
報告者:河尻 成実 会員
(株)のとじまの不動産屋 代表取締役
能登支部2月例会は、能登支部支部長として同友会活動に深く関わり自身も多くを学ぶと共に仲間づくりや会員の輪を広げることに取り組んでこられた河尻会員が今まで歩んできた道と「これから目指している熱い思い」を語りました。
大学卒業後住宅会社に入社し、すぐに静岡に転勤を命ぜられて故郷を離れ26年間暮らすことになった。静岡では順風満帆の風に乗り会社も大きくなり、自身の生活も右肩上がりの絶好調でした。
しかし、リーマンショックの荒波で足下を見ない豊満経営をしていた会社は倒産の憂き目となり、新築した自宅を手放しても負債が残っている状況でした。
そこで、自分のいたらない点を深く反省し、心の片隅にあった「故郷の能登島に戻り地元に尽くしたい」を実現する決意で“(株)のとじまの不動産屋”を設立し5年前に同友会に入会しました。従業員のいない一人の会社ですが、一人でも同友会から学べることが沢山あり、多くの仲間との出会いも大切な財産だと感じています。
今は、「能登島の魅力を伝える」ことが故郷への恩返しだと考えて、イベントなどに積極的に参加し、人の輪を広げて移住される方に自然だけでなく人の良さやふれあいも魅力であることを知ってもらうことが、住まいや土地の提供に関わる本業にとってもプラスの効果となっています。
クループ討論では、“幸せを感じること”をあらためて考える時を持て時間が足りない程の熱い討論が交わされました。