【23.08.29】前期役員研修会
『学んで実践』してこそ同友会
8/29(火)立石 克昭 氏 (株)タテイシ広美社 会長(中同協副会長・広島同友会代表理事)
『学んで実践』してこそ同友会 〜「いこる」経営者、会社、同友会をつくる!〜
前期役員研修会がITビジネスプラザ武蔵で行われ、同友会の役員とは?をかみ砕いて講演して頂きました。以下、報告要旨を紹介します。
(1)経営のにおいがする例会が出来ているか?
例会を作るにあたり、参加者が「経営に役立った」と思える内容にしているか?それを見極めるのが役員の役割。
(2)同友会のために同友会をしていないか?
同友会の中で活躍するのではなく、同友会の学びを自社に活かす。同友会活動と会社経営は不離一体でなくてはいけない。両輪で回す経営をすることで成長が加速する。
(3)社員が自分の人生の夢を持てるようにするのが経営者
社員の立場で会社を見て、社員に夢を与えるのが経営者の仕事。経営者の立場だけで会社を見ていては何も気づかない。
(4)経営指針はタクシー
タクシーの運転手が社員。乗客が経営者。タクシーに乗った乗客がまずすることは、行き先を示すこと。そして、その分のお金を払うこと。運転手はよりよいルートで目的地に着くこと。タクシーに乗って行き先を言わない乗客、どこに行くか言わず指示だけする乗客、これは運転手として怖いこと。社員も経営者も一緒。
そして【魅力ある経営者】である役員が石川同友会の商品として、会員から憧れられる会社にならないといけない。
会員増強により、会勢が地域の経営環境を変える。広島同友会は3,000社の会員がおり、G7サミットの前夜祭に来賓として招かれた。会勢がないと、そういったところに声もかからない。
タイトルにある、「いこる」とは、炭が赤くなっている状態のことを表す広島弁。赤い炭はなかなか消えないし、周りにも伝播する。「いこる」経営者がどんどん広まることで会社や経営環境が大きく変化するパワーを持てる。
夢と勇気をもらえる役員研修会でした。