【17.01.01】スポットライト(9)
大都市から金沢へ受注、地域貢献へ
関 秀明 会員 ㈱リンクネット 代表取締役
金沢市横川町に本社を置く城南支部会員の㈱リンクネットの代表取締役の関秀明会員に近況を聞きました。
同社は、一九九九年五月に設立し現在もITソリューションコンサルティング、企業向け情報システム開発,WEBシステム開発などIT系に幅広くチャレンジし続けている企業です。現在の活動は金沢の既存の顧客は大切にしながらも、東京の池袋にも拠点を置き、東京や大阪などの大都市に集中する大手企業の経営基幹となる新規システムや改善などへ精力的に取り組み進出しています。
同社が経営理念の一つに掲げている「システム開発を通じ、お客様企業の繁栄をサポートする」とあるように、お客様企業の物流から受注→請求→回収など、お金と物(商品)の流れをスムーズな仕組みをつくりあげることで、売り上げアップとコストダウンを後押ししているとのこと。この利益を生むためのシステム開発は、顧客ニーズに応え、とことん寄り添って顧客満足を求める姿勢を認められるため、年商三十億から百億の大手企業のクラウド開発などにも契約を堅実に伸ばしつつ、それがさらなる新規顧客獲得につながっているということです。
将来の目標として、関会員は「本社金沢から、大都市の受注を受けることで、地元ふるさと金沢の地域貢献を志している」と語ります。また、同友会では共同求人に参加し、地元での新卒採用に寄与しています(写真は合同企業説明会)。
多忙を極める中でも、週末には金沢には戻ることもあるとのこと、「地元の友人たちとの時間をもっと大切にしていきたい」と話していました。同社の活動に今後も注目していきたいと思います。