【10.05.18】北金沢支部5月例会
社長は思いをまとめて具体的に示す
報告者…坂井 章 会員 ㈱塗装館エス・エス 社長
経営理念は誰もが心の中にある。それを自分の中でまとめていないから社員に話すと少しずつズレが生じ、最後の人には半分しか伝わっていない。自分の中で、誰に何をどう売ってこんな会社にしたいという思いをまとめていれば何があってもそこに戻ることができてブレない。
社員を育てることが大切。全て社長がしていては育たない。六年前からテーブル討論をするようになり、社員が自ら考え動くようにしかけている。社長が具体的に思いを示さないと社員は動けない。
社是・社訓を三月に作った。社是は会社が目指す方針、社訓は社員がここを目指して行動するということを表す。これらが業務に直結していることが大事。経営指針は作ったところから始まる。
うちは一流ではなく、「超一流」を目指している。何故、という所を明確に示さないと社員にはわからない。できるまで言う経営者の熱意が大事だ。
【吉野経営学部長】企業変革支援プログラムの二十二のチェック項目で自社診断する。自社の弱み、課題が分かり、強み、付加価値を知り実践につなげてもらいたい。