【11.10.28】南かが支部例会
第6次産業で食と地域活性化に挑戦
報告者:内藤 保英 会員
㈱アルプ企画 副社長
アルプグループは臨床検査業務から調剤薬局と食品環境衛生の分野を加え事業を拡大してきた。僅かな人数でスタートした従業員も現在グループ全体で521名。その間、営業一筋で脇役に徹してきたが、来年還暦を迎えるにあたり、今までの経験や同友会での学びを活かし、新規事業にチャレンジしてみたいという意欲が沸いてきた。アルプで手掛ける五郎島農園ビジョンの経営権を取得し、農業のプロと連携して、来年にはスタートする予定だ。第6次産業に着目して農作物の生産から加工、販売までのビジネスモデルを構築中で、シニア世代に夢と活力を与える経営参加型にして、地域活性化の起爆剤にしたい。生産加工・飲食・小売の3部門のうち、生産加工部門では地域ブランドのさつまいも(五郎島金時)、いちご(五郎の恋人)、ミディトマト(五郎のほっぺ)を手掛けている。飲食部門は味と雰囲気にこだわった農家レストラン、小売部門は朝市のイメージで既存販売店と差別化した対面販売を考案中だ。食と地域の活性化に微力ながらチャレンジしていく。