【12.08.24】金沢駅西支部・南かが支部8月合同例会
仕事を通じて地域を元気にすることが自社に返ってくる
パネリスト:
小幡 英典 氏(こまつ芸術劇場うらら 館長)
八木 由美子 氏(女性起業家グループ 小まめ代表)
升田 英治 会員(㈱ますた不動産 社長)
乗地 茂勝 会員(大生食品工業㈱ 社長)
コーディネーター:本田 靖 会員(㈱テスタ・リンク 社長)
パネルディスカッション
『 経営者の目線で考える・・・地域づくりとは?地域活性化とは? 』
コ=自己紹介と地域の現状は?。
八木=アロマと岩盤浴の店をしてイベントで地域に貢献している。
升田=歌舞伎で小松をPRできればと思う。小松は石川県第二の都市、人口は10万人から増えず、空港、駅、山、川、湖が揃っている地域環境が活かされていない。
コ=地域とどう係っているか?
小幡=文化・芸術活動をサポートする会社。それが発展することで自社も成長する。こまつ芸術劇場うららには、交流人口の増大という使命がある。中学生がやる勧進帳は小松独自のもの、独自性を発信していくとよいと思う。
乗地=安定した経営と雇用が地域活性化の第一歩。中小企業が元気でないと地域は活性化しない。
コ=ボランティアと企業の地域貢献とは違う。企業として経済活動をして雇用を生み出す。その上でのボランティアであり、地域への発信が重要だ。中小企業(家)としての地域貢献をどう思うか?。
乗地=介護食の小売で、社員が社会貢献の自覚を持って働いており、離職が少ない実態がある。
升田=不動産無料相談会で貢献している。地域に発信して自社に返ってくることが重要。小松はコマツの影響が景気に左右される。
(会場からの意見)
※雇用の約80%は中小企業が担っている。その先に社員教育や地域のリーダーを育てるという使命がある。地域の隠れた資産を掘り起して事業創造が大事だ。
コ=今後の地域貢献への思いは?
八木=女性の視点を活かしてできることを考えていきたい。
小幡=小松は人口の割に施設やホールなどに恵まれている点を活かしていけたらと思う。
乗地=中小企業が地域をけん引するという自覚を持ち、連携して新事業を創出できればと思う。
升田=小松市、能美市、加賀市の連携が重要。行政、マスコミとも連携して資産を活かした発信・活用をしていきたい。
コ=地域を大事に、仕事を通して地域を元気にする。それが自社に返ってくることが大切。新潟では新幹線で東京に物販や食が流れ、それを止めようと飲食店がスクラムを組んで「地域を元気に」と、会を立ち上げた。一社でできないことでも連携して情報を発信しプロモーションして行こう。