【12.8.22】金沢南支部8月例会
信頼関係で全社一丸の強い会社に
報告者:西川 晃次 会員 ㈱香輪社 社長
例会テーマ:「社長になりたくなかった!!なぜ俺なの?!」~「信」で変わった社長と会社~
創業30年の広告代理店に1991年に入社。昨年、会長から社長になるように言われた。営業が好きで、売上の約半分は自分の業績だった。こんな景気の悪い時にという思いもあったが、社員も10名おり、倒産させる訳にはいかないと腹をくくった。
いざ会社を見渡すと、理念や方針もなく、社員は自分のことだけをしていた。まずは信頼関係を築くことからと思い、社員の状態を常に知り、自分自身が誠実な態度を示し、社員を公平に見るようにした。すると会社が明るくなり、イキイキとした職場になった。信頼関係により、一人のミスを皆でカバーする全社一丸の強い会社になれることを実感した。実際赤字が続いていたが、昨年は売上は減少しても黒字決算だった。現在、経営指針講座を受講中だが、指針も信頼関係の上に生きてくるのだと思う。
今後は、創業者(会長)の息子に60歳でバトンタッチし、65歳からは介護ヘルパーをしたいと思っている。それまで、社員と家族が幸せになる道を作っていくことが自分の使命だ。