支部の活動報告

【12.08.21】北金沢支部・はくさん支部8月合同例会

見える化で論理矛盾を埋め、考えの差を解決

  報告者:佛田 利弘 会員 ㈱ぶった農産 社長
例会テーマ:佛田流分析ツールを学ぶ!!


  本業の他に東京で農業のコンサルティング会社を10年経営している。ようやく軌道に乗ってきた。近年では大手でいうと電機メーカー、化学メーカー、小さいところでは建設会社の農業参入、築地市場の農産物販売のサポート、農業関連企業のサポートをしている。以前はメガバンクの農業向けの商品開発と非財務分野の評価格付けをやっていた。全国の農業法人は200社程あり、中には上場した企業もある。米を作る事を専門分野でやっていた。そのような環境の中、手探りでコンサルティング業を始めた。コンサルティングはお客様に教えて頂きながらやってきた。
  今回ワークショップでやって頂く方法は自社でも始めたばかりで、新入社員との話し合いや会社の会議など色々なところで使っている。ホワイトボードマーカーと模造紙があれば、どこでもいつでもやっている。ぶった農産では模造紙がどこにでもあり、ホワイトボードがある。それらを使って、必ず問題を『見える化』する、自分の思いを『見える化』することをやっている。
  経営者は自分が『こうやりたい』『ああやりたい』『こうあるべきだ』という事と現在『できていること』に矛盾が生じている。論理矛盾をどのように埋めるかということが問題解決ということになる。そこで、問題解決するためにマインドマップ等の色々な手段がある。色々な手法は世間に多く出回っていて、いろいろ試してはみるが自社に当てはまらないことがある。ずっと悩んでいた時期があった。そこで分かったことがある。このように完成されたモデルと自分の意識のレベルに差があるということだった。色々な手法を勉強したが頭に入っているわけではなく、とにかく書き出すことである。一人で書き出すのではなく二人以上で討論しながら書き出すことが重要である。また、表に会社の問題点や改善策等を5つ程書き出し、社員と社長に3つ意見を書き出してもらい見比べる。すると、社員と社長の考えに大きな差が見える。その差を解決することが問題解決になる。

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