【12.8.20】のと支部8月例会
医療・福祉の充実で人を呼ぶ
講師:村中 將起 氏
北國新聞社七尾支社 支社長
例会テーマ:能登に人を呼ぶ
10月に行われる七尾市長選、現市長の不出馬を受けて各方面で一斉に動きがある。誰が次の市長になっても、今回のテーマ「能登に人を呼ぶ」ことが大きな課題となるのは間違いない。
和倉温泉など能登は観光がメイン。自然豊かな土地があり、食べ物が本当に美味しい。特に七尾の刺身は世界一だと思う。能登有料道路無料化、北陸新幹線開通もあり、観光誘客の土壌は出来つつある。次の一手として医療・福祉分野が鍵を握ると思う。七尾市は比較的医療、福祉施設が充実しているが都会では足りていない。高齢者+家族ごと能登へ誘致して医療・福祉サービスを受け、若者は能登で雇用するというイメージ。現状の医療・福祉のインフラを最大限活かしたこの意見に自分も賛成。問題はそれを実行する市長が出るかどうか。
質疑応答では「能登の魅力を第三者視点で教えてほしい」という質問に対し、「食べ物、特に魚介類の安さ、美味しさに地元の方ほど気づいていない」と答えた。他にも新聞記者としてのこだわりなどについて質問があった。