【12.11.15】金沢南支部11月例会

社員と共に日本一親切な薬局を

報告者：橋本 昌子 氏 ㈱スパーテル 社長
例会テーマ：「日本一親切な薬局を目指して」～経営から学んだこと～


　　平成19年設立、薬局8店舗、職業訓練事業、福祉事業をしている。薬局一号店を能美市に出店した際に「日本一親切な薬局を目指そう」と社員と決め、行動指針を作った。地域の人の健康を守ることが大事。近所の子供を集めて「子供お薬教室」を開いたり、地域の人と「てまり井戸端会議」で薬の相談に乗っている。
　　組織が大きくなると想いが伝わらなくなり、昨年1月に基盤づくりプロジェクトを立ち上げ、現状分析、仕組み、社長の仕事など皆で考えた。自主的に考え行動できるように委員会を設置し、目標管理制度も導入した。社員には学び続ける人であって欲しい。人材育成は重要課題。
　　今後は在宅医療が進み、薬局と薬剤師の役割は更に重要になる。来春、介護と医療を連携し、ターミナルケア、緩和医療、看取りまでできる「すまい」として住宅型有料老人ホーム「ひなの家」を立ち上げる。
　　方針が社員には伝わらず、不満が出るのは自分が伝えていないから。理念を実行するために、環境を整え、自分が器の大きい人にならなければいけない。