【12.12.20】南かが支部12月例会
良い人材残すことが企業の役割
報告者:化生 英夫会員 ㈱七宝商事 専務/石川県中小企業家同友会 副代表理事
例会テーマ:自社の経営と同友会との関わり
昭和22年創業、旧町名の七宝町から社名を付け、秤を中心に顧客の要望に応えて食品、包装資材など関連した3事業が柱。現在は50%以上の株主を持たない形を明瞭化している。
06年に同友会入会、経営指針講座で学び、社内でも部門ごとの方針発表会を開催する。社員のため、お客様のために同友会で学んだことを少しずつ実践してきた。中小企業だからこそ数字はオープンにする。売り上げと粗利は四半期ごとに目標達成したら事業部に還元。決算賞与は全社平等に支給する。経常利益の10%は教育費に投資、若手の持ち味を引き出し、自主性を育む。良い人材を残すことが中小企業家の大きな役割だ。わが社のドメインは問題解決屋。顧客から「ありがとう」の言葉が何よりのやりがいだ。