【13.05.09】能登支部5月例会
社員が中心で自発的に動く会社を
報告者:千葉 芳照 会員 ㈱北陸環境サービス 社長
例会テーマ:産廃業者に転職して感じていること
41歳の時、胃がんが見つかり手術で事なきを得たが銀行の職場から離脱を余儀なくされた。復帰して、同和問題の研修の仕事に携わった知識が今の仕事に活かされている。
2年前に福島ナンバーの車両が自社処理場を行き来しているのを新聞記者に問われ、事実無根であることを説明したが「震災がれきを運ぶ?」の見出しで掲載された。最終処分場は迷惑施設という印象で、説明しても偏見・差別という意識が立ちはだかり真意が伝わらないことがとても悔しい。少しでもその意識が変わるために、地域貢献・環境保全の活動を全社一丸となって取り組んでいる。結果産廃業者が少しでも良いイメージを持たれたら嬉しいし、それが使命と思っている。
日常業務の中では存在感の無い社長になれたらと思っている。存在感が無い=社員が中心となって良い経営が出来ているということ。社長は一つの役割であり、責任職であって名誉職ではない。社長が口を出す前に、一人一人が自発的に動く会社を目指したい。