【13.11.27】金沢駅西支部11月例会
理念を伝え日本一の法律事務所に
報告者:内田 清隆 会員 内田清隆法律事務所 代表
例会テーマ:同友会で生まれ変わったサムライ弁護士
学生の頃、アメリカに留学するが学校に行かず放浪。帰国後、何かしないと格好悪いと思い猛勉強して司法試験に合格。世の為人の為といった使命感はなかった。
平成16年、事務所開設。ホームページで過払金返済の依頼が増え調子に乗っていた。依頼者にも横柄で、事務員はパソコンの様に思っていた。平成21年、依頼が減り、妻が入院、サーバーが壊れ、事務員も辞め、自分も目が見えなくなり入院した。病院で残った事務員や顧問先から励ましのメールがきた時、色んな人に支えられているのだと気づき、目を覚まそうと思った。復帰し「日本一の法律事務所にする」と宣言、「新時代のサムライ4つのS」を掲げた。狩猟から農耕の経営に改め、スピードと効率化を図ったが全く伝わらなかった。そんな時、同友会に入会し指針講座を受講。4つのSには社員のことが全く入っていないと言われ、厳しく指摘された。
今年一月に事務員に指針を発表し、朝礼やメールで毎日理念を言い続けた。理念に従った行動ができない人は話し合いの結果辞めてもらった。その後から事務所が良くなり、理念が伝わっていると感じている。全体の売上もその頃から急に大きくなった。いつか「世界一の法律事務所にする」と言えるようになりたい。