【14.11.28】南加賀支部11月例会
人材育成のすすめ
●パネリスト
桂木 実 会員(㈱のとや 代表取締役社長)
松多 伸悟 会員(㈱アトラス 代表取締役)
南 純代 会員(㈲カナン 取締役)
●コーディネーター
上出 伸幸会員(㈱中東 営業部長)
採用や教育の観点から事例をパネル討論した。
■桂木会員:旅館の二十一代目。セルフにして人員減の旅館が増える中、人に重点を置き社員を大事に職人気質の人育てをしている。社歴六十二年の社員がいる。しかし接客係の人材不足は悩み。厳しくするのもリーダーの責任。また苦手なことをさせて鍛え、経営者として夢を語る。ともあれ仕事が楽しいと思ってやることが一番。自分の仕事に自信をもった人材を育てたい。採用は選ぶのではなく、選んでもらう。
■松多会員:整体を基本に健康をキーワードに飲食事業も行っている。マニュアルを作らず、自分の言葉での接客を目指している。社員は少しずつ自主性が芽生ている。また経営指針に基づいて部署の目標達成の意識が少しずつ出始めている。出張に同行する時には幹部と徹底的に会話する。一方、若手が多く一般常識不足で問題が起きたり責任を持たせると辞めてしまう人もいる。採用は明るさや元気を重視している。
■南会員:浄化槽清掃など環境事業を行っている。社員は個人とグループ実績で評価している。チームで競い、協力しながら売上を上げている。部署の数が多く、全体ミーテイングで相互協力を促している。少人数のため中間管理職が不在で教育する立場の人間がいない。技術職を教育する立場の人材が課題。採用に関しては、前職を退職した理由や前向きな性格を重視。お客様に喜んでもらえる人材を育てたい。