【15.02.25】金沢駅西支部2月例会
環境経営で次の世代へ繋ぐ
報告者 平沼 辰雄 氏
㈱リバイブ 代表取締役会長(愛知同友会/中同協 地球環境委員長)
人間は単独では生きられず全生命との共存があってこそ。人間が生きて、働き、暮らすことを保障し、生きる生き方を考えないといけない。生産活動をしなくても自然に与えてくれる持続可能なエネルギーを利用する。福島の飯館村の村外にコミュニティを作る事業をキックオフした。電気を使わない村づくりを提唱。
当社は、理念にもある自然環境の回復復元に挑戦し、善循環型社会の実現を目指している。名古屋おひさま発電プロジェクトを立ち上げ三年目になる。地域で太陽光発電など再生可能エネルギーの普及のために志あるお金を集めて、地域に還元していく仕組み。大きい物を作るより小さいものを地域分散してやった方がよい。また一社でなく連帯で作ることが必要。市民ファンドで投資して収益を分配する。実際に盛んにやっている東北を真似することが近道。
まずは省エネ、誰にでもできる理念を作ってどこに向かうかを決め社員教育し、社員を含めて省エネ普及をしていく。理念に環境の方針を入れ社員と共有し環境経営をすることが次の世代に繋がり、未来経営をしていくことが地域からも認められる。人間は種の一種にすぎないということを会社に持ち返って考えることが第一歩だ。