【15.02.27】南加賀支部2月例会
学びを実践、同友会が糧に
報告者 萩野 充弘 会員
萩野塗装㈱ 常務取締役
学生時代は空手道に打ち込み、大学では厳しい合宿生活を経験した。名古屋での修行を経て入社。当時は自分のことでいっぱいで、社員との距離感も感じた。県を代表する塗装会社をつくった父の偉大さが重圧になりコンプレックスになっていった。二十九歳で同友会に入会したが、周りの話を聞いて増々自分の能力の無さを感じた。その後、JCに入り没頭した。会社でどちらかの会を選ぶよう迫られ、同友会を辞めるつもりだったが、会員から熱心に慰留され同友会に残った。三十五歳で同友会を再スタート、グループ長になり、参加する側でなく企画する側になり、同友会の本当の価値を実感。支部以外の行事にも積極的に参加して学びを実践していった。作業着を若手社員に選んでもらったり、ミーティングでは強み・弱みを話し合ったり、社員が主役になる取組を実践している。コミュニケーションの重要性を感じ、社内で牡蠣パーティーをしたら、社員の多くが牡蠣にあたってダウンした苦い思い出もある。青年部会では富山の会員と一緒に仕事をすることに繋がった。経営者が夢を語り、明日も来たくなるような会社を目指し、地域では「よい会社だね、面白い会社だね」と言われるようになりたい。