【15.03.03】青年部会3月例会
海外旅客誘致で石川を魅力を伝える
三月三日(火)近江町交流プラザにて青年部会三月例会が行われ野崎英則 会員(㈱ヴァケーション能美支店 支店長)が「もう、お荷物支店とは呼ばせません~トラブルとコンプレックスを乗り越えて~」と題して報告し、四十四名が参加した。以下報告要旨。
旅行代理業で会社設立は平成十二年四月。現在、四拠点で営業中。大学卒業後、石川県の大手百貨店に入社し五年間在籍後、現在の会社に転職した。百貨店での販売と大きく違ったのは、目に見えないものを売ること。思ったように販売が伸びず、つらい時期が続いた。外部環境の影響が大きくSARS流行や東日本大震災で深刻な売上不振があった。同業他社で倒産や廃業が多く、そのような企業から社員を引き継ぎ、社員数は拡大していったため、様々な考え方のスタッフが集まり会社のベクトル合わせに苦労している。次の経営指針講座を受講するつもりだ。
同友会には五年前の青年経営者北陸三県合同例会で、百貨店時代の同期である宗守会員の報告に刺激を受け入会した。昨年の春、突然の辞令で能美支店長になった。コミュニケーションや情報共有の不足、未熟な数値管理といった問題が山積していた。同友会での学びを取り入れ、率先垂範し数字にもこだわった。徐々に部下の行動に変化が表れ今期は売上目標を達成できた。
今後は海外旅客の誘致を促進して、世界中の人々に石川の魅力を伝えたいと考えている。これは、自分を育ててくれた石川県にできる恩返しだ。