【15.04.02】2015合同入社式&新入社員研修
17社38名が参加 先輩の経験から学ぶ
四月二日(木)、三日(金)、地場産業振興センターにて、二〇一五合同入社式&新入社員研修が行われ、十七社、三十八名の新入社員が参加した。
初めに岩木代表理事が祝辞を述べ「社会に出ると、一〇〇―一=〇になることがある。一人が社会的損害を与えると、会社の社会的信用はゼロになる。自己責任の世界では収まらないことを覚えておかなければならない。仕事を通じて人生を作っていく時、それは考え方×熱意×能力で表される。一番に考え方が大事であり、それがマイナスだと、何を百にしても結果はマイナスになる。プラス思考で熱意を持って学んでもらいたい」と期待を込めて話した。
先輩社員を代表して、昨年同研修に参加していた福井健太氏(㈱辻鉃)が「若さと元気を発揮して、責任感を持って、感謝できる社会人になって下さい」と励ましの言葉を述べた。新入社員を代表し、辻井将太氏(玉田工業㈱)が決意表明した。
その後、新入社員研修開催にあたり八田吉弘委員長が新入社員と参加した会員企業に向けて「一年間失敗したことをメモに残して来年度入社する人に繋げていくことと、新入社員を受け入れる体制をもっと社内で整えていくことが大事」と話した。
研修の講師は竹澤敦子会員(学校法人アリス国際学園・理事長)が務めた。ビジネスマナーの基本として、挨拶の実習や電話応対、報連相についてなど講義した。参加者からは、「学んだ仕事の取り組み方やルール、社会人としてのマナーを活かして目標を持って会社に貢献したい」と感想があった。二日目には、昨年入社の山下祐司氏(㈱辻鉃)、竹本哲也氏(㈱ハウジングスタッフ)、瀬戸裕紀子(㈱フラワーガーデン)に実際の経験を踏まえて失敗談や助言を話してもらい、グループワークを中心に行った。最後に一年後の自己目標設定を自己宣言文として発表した。
最後に金谷道憲副代表理事が、「生きていく上で仕事は避けては通れない=人生。経営者として望むことは自分の会社を好きになって、充実した仕事=人生を送ってもらいたい」と結んだ。