【15.06.26】南加賀支部6月例会
健康管理と危機管理
講師 城野 友哉 氏 作業療法士
特定医療法人社団勝木会
やわたメディカルセンター
六月例会はいつもの経営体験報告とは趣を変え、経営者の健康と企業の危機管理に視点をおいた例会になった。
講師の城野友哉氏から脳梗塞やクモ膜下出血などの脳血管障害の前兆と予防、糖尿病やストレス、喫煙、メタボリックシンドローム、睡眠時無呼吸症との関係性や最近言われている運動器不安定症(ロコモ)と高次脳障害の解説、病後の社会復帰に関わるリハビリテーション医療について事例を交えて学んだ。脳血管障害は他の生活習慣病と違い発症すると直ぐに企業存続に影響がでるものと捉え、討論では経営者の健康管理と組織としての危機管理について活発な討論が行われた。
出席者は運動や食事、お酒や喫煙などの生活習慣や睡眠、ストレスについて自己の生活習慣を顧みた。また、危機管理対策として仕組みづくりやその前提となる企業内でのコミュニケーションの重要性や夫婦間のコミュニケーションの大切さにも気いた例会となった。