【16.02.29】金沢中央支部2月例会(地域政策委員会合同)
観光を活性化の活路に
講師 藤? 雄二郎 氏 石川県企画振興部長
パネリスト(講師)藤?雄二郎氏
(商店街・観光)松岡暢也会員
(建設・住宅関連)金谷道憲会員
コーディネーター 佛田利弘会員
【講演】新幹線開業後、観光施設の入込み状況は大幅に増えている。観光入り込み客数は平成二七年二千五百万人見込みを三七年には三千万人を目標としている。観光客は市内まちなかを徒歩で周遊していることが多いことが分かり路面標識の設置や回遊ルートの整備に取り組んでいる。石川県は二〇〇〇年を境に人口が減少しており、二〇一〇年百十七万人が二〇六〇年、国の長期ビジョンでは約九十万人だが、県の目標は九十三万人としている。石川県は大学が多く、県内就職促進で定着をはかっていく。
【パネルディスカッション】藤崎=地域の人口が減るのは避けられない。観光はものづくりと並んで石川県の柱。活性化の活路として重要な要素。松岡=近江町は市民の台所というのが市場の総意。実際は地元客が減り、観光客向けに柔軟に対応しており、一緒に楽しめる市場を目指したい。金谷=建設・住宅関連は交流人口が増えても影響がない。人口減少で生き残るには得意分野をつくりアピールすること。また魅力ある企業を増やして雇用の受け皿を増やすことが重要だ。