【16.07.19】金沢中央支部7月例会
キーワードを持って話す
報告者 太田 有彦 会員
㈱ファロン 代表取締役
コミュニケーションは信頼関係を築き、よい組織のために不可欠なものです。以前はIQからEQ(心の知性)、今はCQ(コミュニケーション)が重視されています。
留学生をスタッフにカフェをしており、八カ国の人がいますが、「言葉は思っているほど伝えない。目で分かる。日本人は目を背けるから会話ができない」と言われます。人の目を見て話せないのは自信がないからです。
第一印象は視覚が五五%、聴覚が三八%、内容は七%といわれています。ほぼ外見と耳から入ってくる言葉で印象が決まっているのです。きちんとした姿勢の人は何を着ても決まっています。あとは声の音量。三百~三百五十字を一分間で読むのが聞き取りやすいといわれています。聞いていることはあまり心には残らないものなのでキーワードを持って話すとよいです。自社で経営指針発表も沢山あって伝わりませんでした。そこで、「笑顔だけを意識して」と言うと、後で分からないことを質問してくれるようになりました。
「話す」の前に「聞く」ことがコミュニケーションの基本です。人の目を見て姿勢よく、声を意識して、キーワードを持って話しましょう。