【16.07.26】金沢城南支部７月例会

同友会に入会し覚悟を持つ

報告者　 瀬戸　雄規　会員　
　㈱せと設備　代表取締役

　二十回ほどの転職を経て、二十六歳の時に憧れの職人と出会い、設備屋としての一歩を踏み出しました。それからも同業を転々とし、最後に勤めた会社の専務と出会いました。専務からは、その後の大きな糧になる色々なことを教わりました。会社が大きくなるにつれ違和感を感じ始め、三十五歳の時に独立を決意します。一人親方に憧れ三十五年、ようやく念願の独立を果たします。独立後は、自分の思いでおもいっきり仕事ができることにやりがいを感じ、嬉しさと辛さの中、三年間がむしゃらに働きました。成長への不安もありましたが、現状に満足し、経営者としての行動は何もしてきませんでした。そんな時、同友会へ入会します。率先して活動に参加して、色んな考え方に触れ、少しずつ意識が変わっていきました。これからは、自社の目指すビジョンを明確に持ち、覚悟を持って成長し続けていきたいです。
　瀬戸会員は、生い立ちから独立、創業までの紆余曲折を淡々とした口調で報告しました。内容は話題に事欠かかず驚きの連続で、赤裸々に話す瀬戸会員の素直さがにじみでるものでした。また、前職の会社の専務をゲストに迎え、温かい眼差しで瀬戸会員を見守る姿が印象的でした。