【16.07.27】金沢駅西支部7月例会
豊かな人生を送れるまちづくりを
報告者 内藤 保英 会員
㈱五郎島農園 代表取締役社長
日本の農業の可能性を広げ「魅力的な農業、儲かる農業」のモデルを実現させようと、長年勤めた会社を六十歳で定年退職して独立起業しました。起業当初は農商工連携や農業の六次産業の道の険しさ、資金繰りなど様々な壁にぶつかりましたが、「経営者に年齢は関係ない!」との思いで自身を奮い立たせ様々な壁を乗り越えてきました。二〇一三年には代官山ワークスで日本最大級「太陽のマルシェ」の副社長として運営に携わりました。フルーツトマト五郎のほっぺは、水一滴飲む間もなく売り続け、トマトのみで一日二十三万円を売り上げ、対面販売が自分には向いていると実感しました。その一方で、顧客の信頼を経て価値観を高め、ブランディングに繋げていくマルシェの難しさも感じました。
今年五月九日、道の駅内灘サンセットパークをオープンしました。一日一日を真剣勝負で生きている!売り上げも当初の予定より順調に右肩上がりとなり来場者数も一万人を突破しました。新商品開発にも力を入れ、地元の豊富な食材を取り入れ、豊かな人生を送れる町づくりを目指していきたいです。同友会でお世話になった方々に感謝し、同友会の温かみを実感しています。(