【16.08.26】南加賀支部8月例会
経営指針に取り組み成長中
報告者 宮田 淳誠 会員
衣装館クレイドル
大学卒業後、地元の運送業に就職しましたが、一念発起して上京。しかし、勤め先はブラック企業で転職を重ね、某証券会社の子会社にサラリーマンとして勤務しました。しっかりした商品と顧客にも恵まれ、営業実績により、最終的には係長になり奮闘していました。ところが、親と共に働き、事業を受け継ぐことを避けている自分に気付き、三十歳で帰郷しました。
前身は、祖父が創業した日本衣装㈱。京都で約五十年営業していましたが廃業。当時は石川支店として、加賀温泉駅前の長生殿に店を構え、多い時には一日八組もの結婚式が行われました。しかし、バブルの崩壊と共に激減し、二〇〇三年に独立しました。美容師でもあり実績を持つ母が事業主。日本衣装㈱で勤務していた父は倉庫管理。京都の和装メーカーで八年修行した姉が店長、という自社に就職し、当初は自分の役割を見い出せず悪戦苦闘の日々でした。ホテルや専門会場と業務提携するのではなく、クレイドルファン、私のファンをつくり、婚礼に携わることで人生のパートナーとなり、共に歴史を歩んでいきたいと思います。同友会に入会し二年目、課題も見つけ、今期は経営指針にも取り組み成長し続けたいと思います。(談)