【16.11.28】青年部会11月例会
共同求人 「新卒採用は戦略、責任を持って育てる」
青年部会十一月例会は同友会の三位一体経営のひとつ「共同求人」を学ぶ会でした。
どうして共同求人が大切なのかということについて「共同求人委員長の橋爪渡会員から、新卒が入らなければ年々会社の平均年齢が上がるだけで自社の成長に陰りが来る。いい会社は新卒採用に命を懸けているものだ」と説明がありました。
その後、共同求人実践者の青年部会OB宗守重泰会員、黒崎嘉之会員から報告がありました。宗守会員からは、新卒採用は将来を見据えた戦略と位置付け、以前から取り組んできた中で「客観的にみて自社は果たして我が子に勧められる中小企業なのか?」という視点で認知度向上のための発信、社員教育などの会社の整備や改良をしていったという実践報告がありました。黒崎会員は、知名度がネックになる中小企業には、会社の「見栄え」を上げ学生にいいイメージを与えることが大事であると同時に、採用した新卒を責任を持って育てる仕組みや会社の成長などの「中身」が不可欠であると話しました。
報告者三名とも同友会が発祥である共同求人活動は、参加費用だけでなく参加して分かる魅力が沢山あるとのことでした。中小企業の人材採用状況の厳しい中、積極的に利用してみようと呼び掛けました。