【16.12.21】金沢駅西支部12月勉強会
何かで一位を目指す
勉強会 講師 小嶋 隆史 会員
ランチェスターマネジメント金沢 代表
中小企業の利益性を高めるには、①粗利益を多くし、②経費を少なくする、この二つを考えることがポイントとなります。その方法の一つとして、「特定範囲にお客を『密集』させると利益性が高まる」というのがあります。同じ売上高、同じお客数であれば、北陸三県で営業するよりも石川県のみで営業する方が利益性は良くなります。移動時間、集金が短縮され、広告費が少なくて済むからです。狭い所でも一位だと一人当たりの純利益が多くなります。
また、業種によって一人あたり年間純利益は大きく違います。(「中小企業及び大企業の、一人当たり年間純利益調べ」のデータ資料を参照して、一位と会社と二位の会社でどれほど利益性が違うのか、何故かを解説しました)。
一位になるには、何で一位をめざすのか?「商品か地域か見定め、大きい企業とは闘わない。いろいろやらずに集中し、一位になると決めたら簡単にあきらめない。続ければ必ず何かを成し遂げることができる」と語りました。
同友会では、人を生かす経営を中心に勉強を行っていますが、経営法則、原理原則も重要でどちらが欠けても上手くいかないのだろう、と感じた勉強会でした。