【17.07.21】2017年7県例会
待ったなし!! 人材確保、人材育成
2017年7月県例会は7月21日、金沢東急ホテルで開催され、会員約70人が参加。人口減少が加速する中で直面する採用難にどう対処すべきか、共同求人や社員共育事業の現状や可能性も含め、議論しました。
太田有彦例会委員長の開会あいさつの後、コーディネーターを務める絹川善隆社員共育副委員長から、わが国の人口動態の推移や若年層の中小企業観に関するトレンド説明がありました。絹川会員は東京都産業労働局の調査データを例示しながら、「今の若者は就労の際にやりがいや社会貢献を重視する傾向が強まっています」と指摘し、「地域と共に発展する中小企業にはチャンスがある」と呼びかけました。
続いて行われたパネルディスカッションには、絹川会員のほか、橋爪渡共同求人委員長、河内勇二社員共育委員長が加わり、社員にとって魅力ある会社づくりについて話し合いました。橋爪会員は「社員が友達、親兄弟に自慢できる会社にしていくことを念頭に、賞与や福利厚生の充実や人間関係の醸成を進め、他社との差別化を図っている」と自社の取り組みを説明し、河内会員は「経営者は社員に対し、愛する、褒める、必要とする、役に立つシチュエーションを用意することを心掛けるべき」と訴えました。