【17.08.28】金沢城南支部8月例会
企業価値を再認識し地域づくりとつなげる
講師 軽部 英俊 氏
(株)六星 代表取締役社長
(株)六星の生き残り大作戦という、事業継続の使命。幾多の転機をプラスに、自社の価値の形態を変えながら、地域になくてはならない農業のリーディングカンパニーとなった報告は、深みと面白みと知るべき農業の状況など聞きどころが満載でした。
大手との取引の中で磨かれた品質が絶対的な土台。その上で人の心をときめかせるデザインをまといながらも、安心でおいしい多彩な商品は見るだけでもわくわくします。さらに、地域の人々の心も身体も喜ぶ素晴らしい味が、わくわくする心豊かな暮らしを地域に生み出しています。
事業を守り、農地を守り、業界を守り、食卓を守る先に、地域を守る。軽部社長は、消費者、農業メーカー、農政をも巻き込み、よい経営環境づくりを推進するリーダーとして突き進んでいます。
グループ討論では六星の【企業価値】を振返りながら、自社の価値を再認識する機会となりました。改めて自社の強みを再認識し、その強みが地域づくりと繋がっているのか、地域の中で起業はどうあるべきかなど熱く討論しました。
今回の例会では、白山商工会議所会員、鶴来商工会会員、鶴来青年クラブ会員を中心に集まったゲストのほか行政や地元金融機関からも参加があり、産官金連携の形を成すことができました。これからも理念を軸にした自立的企業が各々の価値を知り合いながらも磨き合い、連携した未来には持続可能な地域づくりが生まれるように、その一翼を担っていきたいと思います。