【17.12.13】金沢駅西支部12月例会
障害者の労働環境整備で全員が働きやすい環境へ
報告者 越村 春樹 会員((株)越村商店 取締役相談役)
12月13日(火)に金沢駅西支部と障がい者委員会がコラボして12月例会を菜香楼にて開催しました。障がい者委員会メンバーの越村会員が『人は本当にいないのか?あなたは考え違いをしていませんか?』をテーマに実践報告しました。
少子高齢化で労働人口が減少していく中、実際に障害者雇用を通じて新たな気づきや学びがあったこと、自らの考え方が大きく変化したことを包み隠さず話しました。
以前の越村会員は仕事の効率化、優秀な人材の採用など、社内の合理化のみを追求して経営をしていましたが、知的障害者を2名雇用し各々の障害特性を生かした労働環境を整えてみたことをきっかけに、障害者に限らず他の従業員も働きやすい環境をつくることで社内が変化しました。この経験から障害者雇用は究極の『人を生かす経営』を学べるヒントが多くあることに気づきました。
少子高齢化の中、障害者雇用を実践した越村会員の報告から、今ある周りの人たちの個性や特性が生かされる労働環境をつくることで人材不足と感じている課題解決のヒントになったのではないかと感じる例会でした。