【17.12.14】金沢中央支部12月例会
社長の責任は次代へつなげ継続していくこと
報告者 絹川善隆 会員 (株)絹川商事 代表取締役
コーディネーター 出村明会員 (株)栄光プリント 代表取締役
金沢中央支部12月例会は、ANAホリデイ・イン金沢スカイで、絹川善隆会員((株)絹川商事 代表取締役)が「親子で語る経営の真髄、いかに事業承継を行ったか」をテーマに、出村明会員(株式会社栄光プリント代表取締役)のコーディネートで報告しました。
当日は会長と親子でのディスカッションを予定していましたが、都合により社長が会長の想いを代読し報告しました。
不動産業を立ち上げた創業社長の祖父から父への承継は、信者的志向と論理的発想の違いから確執もありながら、家業(商店)から企業への成長を成し遂げます。そして、現社長への承継は社内で人を動かす人に伝えることを課題とし、青年会議所への入会での自己鍛錬や社内での部署ローテーションなど、部署のメンバーに後継者として認めてもらう努力、そして何より「経営理念」を親子で一緒に作成したことが今に生きていると語りました。
絹川家では先祖代々、名前に「善」を入れることが続けられており、「善の循環」として他人の繁栄無くして事後はありえないという教えを家訓として大切にしています。
最後に、「企業はサービスを提供し続けること、社長としての最大の責任はそのリレーのバトンやタスキを次につなげ継続していくことが大切なこと。承継を計画的にするために、中小企業庁の事業承継マニュアルも参考にしながら10年ビジョンを継続して行きたい」と語りました。