【18.03.13】仲間づくりオープン例会
同友会は経営者としての心得を得る場
報告者 かむたちのはな 代表 小紺 有花 会員
仲間づくり委員会主催オープン例会が3月13日(火)、ラグナヴェール金沢で行われ、小紺会員が「天職は与えられるもの〜こんなはずではなかった私の人生〜」を演題に報告しました。
小紺会員は、大阪出身で金沢美大を卒業後は染織作家を目指しながら子供のアレルギーをきっかけに独学で発酵食を研究します。そこで、糀で醸す甘酒に出会い、食を通して世の中に役に立つことの使命感に芽生え本格的な麹料理の研究に力を注ぎました。
当時、麹は消えゆく食文化と聞き衝撃を受け、この類希なる食文化を遺すため新しい麹文化の創造を決意し、レシピ本の発行、NHKの出演、発酵食大学の発足、海外でのセミナーを開催、最近では新たなフィールドであるカフェのプロデュースを行います。スタッフの食に対する自発性と創造
性を持たせるため、新メニューを自ら考案してもらうことで意識を高めています。
小紺会員は2016年、異業種の経営者との交流や地域とのつながりを深めるため同友会に入会しました。同友会では報告後のグループ討論で学びのインプットやアウトプット、全国での異業種によるコネクション、そして何より経営者としての心得を得られる場として、常に学びを意識しています。
最後に小紺会員は、天職は与えられるもの、人生、世界が発酵する生き方をして行きたいと語りました。
グループ討論では「あなたの仕事の使命は何ですか?」をテーマに討論。経営者は自分の生き方を全うしながら、人と人が本音で係わり合い、感謝し合える企業づくり、地域づくりをすることが使命だと話し合いました。