【18.03.15】能登支部3月例会
今年中に代替わりを表明
報告者:上野真人会員 有限会社スーパーロフティ 専務取締役
3月15日(木)の能登支部3月例会は、上野会員の企業見学と、現社長(父親)と一緒に事業承継について語り合う場を設けました。
企業見学では、セルフレジ、巻寿司マシーン、全日食チェーンの会計システムなどのIT化の推進状況と環境への取組としてLED照明や省エネ型室外冷却装置の設置などを店舗の裏側も含めて丁寧な説明がありました。
報告では、人手不足や老朽化する配管設備の問題、現場で日々陣頭指揮にあたるため経営者としての勉強時間が取れない等の現状の悩みも話しました。
さらに、話題が上野利一社長を交えて事業承継の話に進み、「今年中に代替わりをする」と表明がありました。18歳より商売を始めて50年、今のスーパーマーケットぴゅあロフティを創業してから34年、スタッフ全員現社長が採用し、家族の様に育ててきた社長の経営哲学の一端を話しました。
代替わりしたら「息子に全てを任す」と宣言していましたが、それゆえに上野会員の右腕となるスタッフの育成や採用が大きな課題だと思います。参加した会員からも、社長が大切にしていること、従業員への指導・教育方法、親子関係など、たくさんの質問があり、上野会員にとっても社長の深い想いに触れた例会となりました。